株式会社 アイ・アール・エス ~ インジェクタ再生洗浄サービス ~

ガソリン・ディーゼルエンジン用インジェクター再生洗浄サービス

エンジンコントロールシステム

2015-04-20

こんにちは、専務の藤井です。
せっかくの春ですが、雨が多くて残念ですね。マーボー春雨は好きですが。
 
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さて、エンジンコントロールシステムですが、ようやく全てのコントロールストラテジーが完成し、デバッグも完了しました。
 
特徴としては、各エンジン型式ごとに適合されたデータセットを読み込ませて、ディーゼルだけではなく、PFIガソリン、DIガソリンなど、基本的にどんなエンジンでも回せるような仕様にしてある点です。
 
あとは、データセットの読み書きや、エンジン起動状態のデータログ、各項目の適合など、全て画像のPCソフト「ECS Viewer」で管理できるのも大きな特徴で、エンジンメーカーさんが開発などで使用している適合ソフトウェアとほぼ同等の機能を有している割に、タブレットPCで動くほど軽快です。
 
また、エンジンを駆動する際に、何より優先されるのは安全なので、当たり前ですが、各種異常検知と自動停止機能も備えています。
 
次に、それぞれのエンジンについてですが、
 
・コモンレールディーゼル
ピエゾ、ソレノイドのインジェクタータイプによらず、パイロット噴射、メイン噴射、アフター噴射が可能で、それぞれの噴射期間と噴射時期は、任意にコントロールできます。
 
また、エンジンごとに噴射圧力制御の形態が様々あるのですが、現在採用されている制御形態は全てカバーしています。
 
・ガソリンPFI
噴射は1回ですが、噴射タイミングや点火タイミングはもちろん変更可能で、かつ、実測もしくはモデルベースでのA/F値による制御も可能です。
 
・DIガソリン
噴射時期と点火時期の変更が可能で、もちろん噴射圧制御も全てカバーしています。
 
といったところですかね。
 
いざ完成してみると、ソースコードが約500行で、すべすべお肌でお馴染みの、F22ラプターやF35ライトニングが500~2,000万行とのことなので、それらと比べると可愛いものです。
 
その割には、気筒数設定用のRAMに8bitも割り振ってしまったので、256気筒のエンジンまで制御可能で、そんなのもうエンジンじゃなくてガスタービンじゃないかとも思いますが、そんな過剰品質な部分もあります。
 
ちなみに、日本で数本の指に入るかもしれない激零細企業の割には、これら全て自社開発の自家発電100%なので、大学などの研究機関様からおそらく要望が出るであろうカスタマイズについても、大体対応できると思います。
 
5月の展示会に出品しようと思うので、それまでにちゃんとした筐体に入れて、すべすべお肌に磨き上げておきます。

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