ロードスターのインジェクター変遷
こんばんは。営業の野本です。
本日も、ここ埼玉県は少し肌寒い一日でした。
こう急に気温が下がってくると、着ていく服に困りますね＾＾；
最近、新型ロードスターを街中で見かけるようになってきました。
ロードスターは弊社で洗浄依頼が多い車種であり、その大半を初代と2代目が占めます。そこで、今回はロードスターの初代から現行モデルまでの変遷を、インジェクターに着目して紹介してみたいと思います。
『初代NA型(1989年～1998年)』
インジェクターは金属ボディのピントルタイプで、この年代では一般的な形状です。1.6L用のNA6と1.8L用のNA8でインジェクターが異なります。
[NA6]
品番：B6S7-13-250
施工可能なオプション：
燃料フィルター交換、先端キャップ交換、外観処理、Oリング等のラバー類
[NA8]
品番：BP06-13-250
施工可能なオプション：
燃料フィルター交換、先端キャップ交換、外観処理、Oリング等のラバー類
『2代目NB型(1998年～2005年)』
インジェクター本体は樹脂タイプになり、ピントルタイプだった初代からマルチホールタイプ（4噴孔）に進化しました。1.6L用のNB6はこのモデル通して1種類のインジェクターですが、1.8L用のNB8はマイナーチェンジのタイミングでインジェクターが切り替わっています。
[NB6]
品番：B5C9-13-250
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、Oリング等のラバー類
[NB8 前期]
品番：BP4W-13-250
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、Oリング等のラバー類
[NB8 後期]
品番：BP6D-13-250A
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、Oリング等のラバー類
『3代目 NC(2005年～2015年)』
3代目で、インジェクターはさらに多噴化が進み、噴口数は12まで増えました。NC型を通じてインジェクターは1種類です。
[NC]
品番：L3G5-13-250
施工可能なオプション：Oリング等のラバー類
『4代目 ND(2015年～ )』
ND型では、エンジンに「SKYACTIV-G 1.5」が採用され、インジェクターは従来のポート噴射タイプから直噴タイプに切り替わりました。なお、直噴タイプの場合、弊社では超音波洗浄が可能です。
なお、NA型からNC型までのインジェクターの噴射量、抵抗値等のデータは弊社に保存しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問合せください。
今後も、車両ごとのインジェクターの変遷を紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
