【インジェクター紹介】4AG
こんばんは。営業の野本です。
車種ごとにインジェクターの歴史を紹介するIRSならではのコーナー。
本日はその第6回目、車種は根強い人気を誇る4AGエンジン搭載のレビン・トレノです。AE86にそれ以降モデルのインジェクターを流用したいという問合せが多いです。それではスタート！
『AE86型』
レビン・トレノ最後のFR。今も愛されている車種であり「ハチロク」の愛称は有名です。インジェクターはトップフィードのピントルタイプ。古いこともあり、弊社に届くインジェクターも状態が悪いものがほとんどです。
品番：23209-16010
形状：トップフィード、ピントルタイプ
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、先端キャップ交換、外観処理、Oリング等のラバー類。
『AE92型』
このモデルからFF化されました。バブルという時代背景から、歴代の中で最も売れたモデルです。インジェクターは前期と後期で異なり、カプラの色（前期はピンク、後期は緑）で見分けがつきます。前期の出力120馬力から、後期では140馬力まで向上していることもあり、前期に対し後期ではインジェクターの噴射量が増えています。
また、スーパーチャージャー仕様もあり、こちらは後期型よりもさらに噴射量が多いインジェクターが付いています。
前期
品番：23209-16070
形状：トップフィード、4孔タイプ
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、外観処理、Oリング等のラバー類。
後期
品番：23209-16110
形状：トップフィード、4孔タイプ
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、外観処理、Oリング等のラバー類。
スーパーチャージャー仕様
品番：23209-16060（16061）
形状：トップフィード、4孔タイプ
施工可能なオプション：燃料フィルター交換、外観処理、Oリング等のラバー類。
『AE101型』
このモデルから、1気筒あたり5バルブ化しVVT（Variable Valve Timing：可変バルブタイミング機構、VVT-iの前身）を採用。
インジェクターはサイドフィードタイプになりました。NAモデルの出力は160馬力まで向上し、インジェクターの噴射量はAE92後期型からさらに増えています。
なお、スーパーチャージャー仕様のインジェクターはAE92型と同じです。
品番：23209-19015
形状：サイドフィード、4孔タイプ
施工可能なオプション：Oリング等のラバー類。
『AE111型』
レビン・トレノの最終モデル。インジェクターはAE101型と同じです。
エンジン各部の改良により、NAの仕様の中では歴代トップの165馬力を発揮。なお、スーパーチャージャー仕様は廃止されています。
今回紹介したインジェクターの噴射量、抵抗値等のデータは弊社に保存しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問合せください。
それでは、次回もお楽しみに！
