フェラーリ F40とF355

2016-04-18

こんばんは。営業の野本です。

先日、フェラーリ F40とF355の2台分、インジェクター洗浄のご依頼をいただきました。

フェラーリ自体、弊社でも洗浄のご依頼をいただく機会は少ないのですが、今回はF40とF355の2台分まとめてでした。本数にすると24本にもなります。

共に8気筒エンジンですが、F40は1気筒あたり2本のインジェクターが付くデュアル（ツイン）インジェクターのため、1台分でインジェクターが16本も付いています。1台でインジェクターが16本も付いている車両はF40以外で過去経験がないため、この点だけみてもF40は特別な車両という感じがします。

このデュアル（ツイン）インジェクターは、大容量のインジェクター1本では細かい噴射量制御が難しいため、主にレース車両で採用されていました。近年では、吸気ポートごとにインジェクターを配置し燃費向上を目的として、日産やスズキ、ホンダが軽自動車やコンパクトカー等の小型エンジンに採用しています。

インジェクターを眺めてみると、F40とF355共にフェラーリを象徴する赤色のカプラが映えますね。＾＾

次回、貴重な車両のインジェクター入庫した際は、また紹介します。
出典：
https://it.wikipedia.org/wiki/Ferrari_F40#/media/File:Ferrari_F40_6.6.14.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:F355_Berlinetta.jpg