『真空パック梱包』
『弊社サービスを陰で支える真空パック梱包』
こんばんは、営業の廣田です。
先日、弊社サービスを定常的にご利用いただくお客様から、3年前に洗浄いただいたインジェクターについての相談を受けました。
洗浄後、真空パックしてもらったままで保管しているのだが、問題なく使用できるのか?という内容でした。
このお客様は、エンジンのリビルド事業を行っていて、リビルトエンジン用にストックしていたインジェクターが、長期在庫となっていたため、上記のご相談となりました。
弊社洗浄サービスを陰で支えるこの真空パックですが、無期限で真空を保証するものではないので、お客様には、「弊社で性能確認をした方が良いと思いますよ。」とお返事をさせていただきました。
基本的には、数か月程度の保管を想定して真空パックをしていますので、保管期間が極端に長い、もしくは真空パックが解けてしまっているなどがある場合は、注意が必要です。
幸い、性能測定の結果、今回のインジェクターは、3年保管にも関わらず問題ありませんでしたが、長期保管になってしまった場合、有料にはなりますが、再度性能測定することも可能ですので、ご心配なようでしたら、一度、ご連絡ください。
さて、せっかくの機会なので、少し真空パックのご説明をしたいと思います。
弊社では、お預かりしたインジェクターを真空パックにしてご返却しています。その主な役割としては、微量ではありますが、残存する溶剤などの酸化によるインジェクターの固着や、輸送中や保管中のゴミの混入を予防し、取り付け時に最良の状態を維持することです。
目に見えにくい部分にはなりますが、真空パック梱包についても、過去の経験を考慮しながら、内部に同梱する防錆紙や乾燥剤なども変更を繰り返して進化していっています。
これからも多くのお客様に安心して弊社サービスをご利用いただけるように努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。