GAZOO Racing 86/BRZ Race 2016 第5、7戦
『GAZOO Racing 86/BRZ Race 2016 第5、7戦』
こんばんは、営業の廣田です。
サポートのまんさく自動車 井上選手から、10/1（土）、2（日）に富士スピードウェイで開催された「GAZOO Racing 86/BRZ Race 2016 第5、7戦」の報告書をいただきましたので、紹介いたします。
今回の十勝大会は、地震の影響で延期になった第5戦オートポリスの代替開催として、2戦連続での開催となっております。
<サポート車両>
車両名 ： まんさく自動車ルブロスBS86
選手名 ： 井上 尚志（いのうえたかし）
<報告内容>
※以下より、井上選手からの報告です。※
２連戦となる今回の十勝大会では、昨年よりも一日早く十勝入りし、今まで以上に、セッティングを煮詰めるつもりで挑みました。その結果、仕上がりも良くポイント圏内も狙える感触を得ることが出来ました。
また前回の第6戦のペナルティで、10台もの車両が6グリッド降格ペナルティが決まっていたため、ペナルティを受けてない自分にとっては、大きなチャンスでもありました。
～第5戦 予選～
そんな重要な予選、何故か前日までと異なりタイヤのグリップがなく、想定外の事態に。
後日確認すると、十勝スピードウェイの路面と、ブリヂストンのRE-6Dタイヤの組み合わせは、タイヤに土や泥を付けてしまうと、低グリップとなり本来の実力を十分に発揮できないことがわかりました。
その結果、ペナルティの選手の影響をほとんど受けない下位に沈んでしまうという結果になりました。
～第5戦 決勝～
予選の3時間後に開催された決勝。
もともと抜きにくいと言われている十勝スピードウェイでは、タイムが拮抗しているプロフェッショナルクラスでは、なかなか抜くことが難しく、21位という残念な結果に終わりました。
～第7戦 予選～
十勝入りしてから煮詰めたセッティングからも、上位入賞が望めると信じ挑んだ第7戦の予選。
タイムアタックに臨んだ際に、痛恨のコースアウトしてしまい、タイヤに泥が付いて状態になってしまいまたもやグリップを失ってしまいます。
仕切り直して再度アタックに臨みましたが、他の選手のコースアウトにより、仕切り直したアタックはルールにより対象外となってしまいました。
少しマニアックな話になりますが、現在のプロフェッショナルクラスのタイヤは、素晴らしいグリップを発揮する反面、最高のグリップを維持できる期間が、新品タイヤを下してわずか１，２周という、極めて短いタイヤとなっており、予選のタイムアタックは絶望的な状況となってしまいました。
その結果、2戦連続で下位スタートとなってしまいました。
～第7戦 決勝～
そして前日同じように3時間後に開催された第7戦の決勝。
こちらも前日と同様に、上位から下位までレースペースが拮抗した展開となり、各車両が一列に連なり、電車のような状態でレースは進みました。
何度かオーバーテイクのチャンスはあったものの、仕掛けると前の隊列と離れてしまうため、相手のミスを待つ我慢のレース展開となり、結果、大きな順位変動もなく21位となりました。
次戦は最終戦となりますが、最後まで全力で挑みますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
※報告内容ここまで※
井上選手、ご報告ありがとうございました。
次戦の最終戦は、10/29（土）、10/30（日）に開催され、鈴鹿サーキットが舞台となります。
最終戦でも良い結果が出るよう応援してまいりますので、よろしくお願いいたします。
