ホンダシティターボⅡ
2017-03-04
こんばんは。営業の野本です。
本日は弊社で施工した珍しい車両を紹介します。
それは、ホンダシティターボⅡです。
ホンダシティは、当時排気量を1.2Lから1.5Lへと上げ車格がアップしたシビックの穴を埋めるため、1981年に排気量1.2Lの廉価な小型車として登場しました。
当時は、小型車に高出力エンジンを搭載したホットハッチをラインナップにそろえる自動車メーカーが多く、その翌年には、ノーマルの67馬力からおよそ30馬力アップしたターボモデル、シティターボⅠが発売されました。
このターボモデルには、ホンダで初めて電子制御式インジェクターが採用されています。
そして、今回紹介するターボⅡは、ターボⅠに対してさらに過激になったモデルで、インタークーラーを追加したことにより、出力は110馬力。しかも、アクセル全開で10秒間だけ過給圧が10%アップする「スクランブルブースト」なる機能まで付いていました。
今回の洗浄のご依頼は、エンジンがオーバーヒートしてしまったため、エンジンオーバーホール中とのことで、タイミングを合わせてのご利用とのことでした。
インジェクターは、80年から90年代のホンダ車でよく見られる形状だったため、問題なく施工可能でした。洗浄前からインジェクターの状態は比較的よく、30年前の車両に搭載されていたものとは思えないほど良好でした。
毎度のことですが、古い車両のインジェクターでも、ほとんどの場合で洗浄可能です。インジェクター洗浄にご興味がございましたら、お気軽に弊社までお問合せください。
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_City_Turbo_II_001.JPG
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