『施工事例:日野・レンジャー(J07E)』
こんばんは、営業の廣田です。
連休前の最終週に加えて、月末ということもあり、月曜日から問い合わせが多く、忙しくさせていただいております。
一点、弊社洗浄サービスの利用をご検討中のお客様への、連絡事項です。”連休前の返却”をご要望の場合、26日(水)に弊社への到着が期限となりますので、ご注意いただければと思います。
さて、CRICS導入店様から、施工事例をご報告いただきましたので、ご紹介いたします。
<施工車両>
車両 : 日野・レンジャー
エンジン型式 : J07C
走行距離 : 300,000km
DPFの再生不良で入庫。
<施工の結果>
洗浄後、全数噴射量は回復したが、1本バックリーク量が多いインジェクターがあったため、その1本は性能NGと判断した。
洗浄により性能が回復した4本の再使用と、1本は新品インジェクターへの交換とした。
<施工後の車両状況>
DPFの強制再生を実施し、規定の時間内に排気温度が上昇し、正常にDPFの再生が実施されていることを確認。
今回の事例では、インジェクターの噴射量は異常レベルではありませんでしたが、バックリーク量が多いため、性能NGとなったインジェクターが存在しました。この場合、リーク量の多いインジェクターをそのまま搭載してしまうと、コモンレールシステムでの圧力制御に問題が起きる可能性があります。これは、通常ではありえないほどに、バックリーク量が多くなってしまうことで、サプライポンプが供給する燃料が足りなくなるからです。こういったリスクも、インジェクターを洗浄する際に確認することで、トラブルの未然防止につながるため、とても大切なチェックになっています。
取扱店様、洗浄後の車両の様子を教えていただきありがとうございました<(_ _)>