西鉄バス様の整備ご担当(西鉄エム・テック様)ご来訪
こんばんは、営業の廣田です。
先日、弊社ではインジェクター洗浄システム(CRICS)の導入先である「西鉄エム・テック株式会社様」の洗浄作業担当の整備士さんにご参加いただき、CRICSの研修をおこないましたので、ご紹介いたします。
まずはじめにご来訪いただきました西鉄エム・テック様のご紹介からです。
事業内容は、バス整備、一般車両(普通乗用車、トラック)整備、自動車販売、機器・設備の販売など、幅広く行っており、その中でも特殊な位置づけになるのがバス整備になります。
そのバス整備は、各拠点となる整備工場はもちろんのこと、バスの営業所内にある整備場(西鉄エム・テックの整備士さんが対応)でも行われていて、西鉄バス様(西日本鉄道株式会社)保有車両の車検、整備を一手に担っています。
また一般車両向けについては、九州各地に10か所以上の整備工場を保有しており、西鉄バス様以外の車両へ車検・整備をすることで、安心して車に乗れる環境をご提供しています。
次に、西鉄バス様は、日本全国には沢山のバス会社がありますが、その中でも車両の保有台数が最も多い(なんと西鉄グループで約2800台)バス会社様です。
九州は、全国的に見てもバスの利用が盛んな地区(九州、北海道は乗り合いバス、高速バスが非常に多い)であり、そういった事情もあって、西鉄バス様の輸送人員は、日本全国で一位とのこと。
実際、私自身も出張で頻繁に福岡へ行きますが、西鉄バスを見かけると「九州に来たなぁ」と実感するほど、駅前など交通量が多いエリアでは、西鉄バスが走行しています。
西鉄エム・テック様では、扱うバス車両の多くがコモンレール式ディーゼルエンジンになったことから、トラック同様にインジェクター起因の車両不調(エンジンが始動しない、DPF再生不良など)が継続的な悩みの種となっており、その悩みを解決するために、複数の拠点にCRICSを導入し、西鉄バス様および地域のトラック車両に対して、インジェクター洗浄を提供しています。
この悩みの種は、多くのバス整備事業者様が課題とされている「路上故障」にも大きく関係していて、予防整備としてインジェクター洗浄をご利用いただくことで、「路上故障の低減」が実現できることも大きなメリットになります。
路上故障の低減には、インジェクター起因の車両不調がなぜ起きるのか、その不調を改善するためにどのようなタイミングでインジェクター洗浄を実施するかなど、今までの整備の知識に加えて、コモンレールの基本的な知識が役に立つことから、今回の研修を開催させていただくことになりました。
研修後、参加された整備士さんからは、「DPFの再生不良とインジェクターの関係や、インジェクターの補正値の意味など、普段の整備の仕事では理解することが難しい内容を知ることができ有意義だった。ぜひ西鉄エムテックの整備士全員に紹介したい」とのうれしい言葉も。
西鉄エムテックの皆様、研修にご参加いただき、誠にありがとうございましたm(_ _)m
<ご案内>
弊社では、このように弊社製品をご利用いただている企業様を対象に、製品導入後のアフターサポートの一環として、CRICS操作方法のレクチャー
や、コモンレール勉強会などを研修として対応しております。
(※参加希望の人数が多い場合でも、大会議室があるので、30名様程度までのはご心配不要です。)
研修につきましては、弊社製品の導入をご検討いただいている企業様におきましても、状況によってはお受けすることも可能ですので、ご興味あり
ましたらお気軽にご相談ください。
<お問合せ先>
電話番号: 0493-81-5282
メール : info@irs-japan.com