マレーシア出張
2019-12-28
こんばんは、営業の廣田です。
先日、マレーシアへ出張し、弊社のCRICSを導入いただいているマレーシア日野様にご挨拶をしてきました。
マレーシアでは、排出ガス規制が日本の規制と比べるとそれほど厳しくないため、まだ機械式ディーゼル車両が多く存在し、コモンレール搭載車両はここ数年で徐々に増えていっている状態です。
それに伴い日本国内と同様に、コモンレール式インジェクターの車両トラブルが増えてきており、マレーシアの車両オーナー様にとって、そのトラブルが悩みの種になりつつあります。
また日本と異なり、マレーシアでは、バイオ燃料の使用量が多いため、これがインジェクター起因の車両トラブルに大きく関わっています。
これらインジェクター起因の車両トラブルの対策のひとつとして、マレーシア日野様では5年前にCRICSを導入いただき、マレーシアの日野車両ユーザー様にインジェクター洗浄をご提供いただいています。
現状、マレーシアの排出ガス規制はEU2レベルのため、DPFなどの排気後処理は、ほとんど搭載されていません。しかし、近い将来にはDPF搭載車両が主流になることが想定されているため、今回の打ち合わせでは、今以上にインジェクターのメンテナンスの必要性が高まる点などをお伝えしてきました。
短期滞在の弾丸ツアーになってしまいましたが、今後もご訪問する機会があると思いますので、その際は再度ご紹介したいと思います。
現地での打ち合わせにご参加いただきました日野自動車の皆様、ありがとうございました。
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