【施工事例】トヨタ・ダイナ(J05D)
【施工事例】トヨタ・ダイナ(J05D)
こんばんは、営業の廣田です。
本日は、CRICS導入店の川原代自動車電機工業所様から、施工後の様子を伺いましたので、ご紹介いたします。
<店舗情報>
店舗名 : 川原代自動車電機工業所
住所 : 茨城県龍ヶ崎市南中島町57-5
TEL : 0297-66-2766
URL : http://www.kawarashiro.co.jp/
<施工車両>
車両 : トヨタ・ダイナ
エンジン型式 : J05D
走行距離 : 173,425km
<入庫時の車両状況>
エンジンチェックランプが点灯し入庫。
スキャンツールで診断したところ、DPFの異常を確認。
インジェクターの補正値を確認したところ、全数が補正上限値の50%を超える状態となっており、インジェクターの機械的故障の可能性が高かったが、洗浄により性能NGのものは新品に交換する形で、洗浄を実施。
<施工後の結果>
♯1については、噴射量の回復が不十分であったため、性能NGと判断。
♯3, 4については、測定ポイントの中で、噴射量の回復が少ないポイントがあったため、懸念ありの”△”とした。※エンハンストシステムでは、噴射量の自動測定機能により、複数のポイントの噴射量測定が可能です。
洗浄結果を車両オーナー様と相談いただき、今後も長く乗る車両になるため、きちんと直してほしいとの要望があり、♯1,3,4を新品に交換することになった。
最終確認として、再利用する♯2と新品3本の性能測定を実施し、問題なきことを確認し、インジェクターを搭載。
<まとめ>
今回の事例では、入庫時のインジェクター補正値からも、インジェクターの機械的な故障が懸念され、洗浄後に性能を測定してみたところ、実際に性能NGのインジェクターが存在していました。
上記の問題の解決方法はとてもシンプルで、予防整備の採用です。
インジェクターは定期的に洗浄いただき、車両状態を良好に維持することで、入庫の原因となった予期せぬ不調(今回のケースではDPFの異常)が起きにくなります。
大型車両の予防整備やインジェクター洗浄に、ご興味ありましたら、川原代自動車電機工業所様まで、お気軽にご連絡お願いいたします。