作業いろいろ(^^)
こんばんは。営業の野本です。
いつものように、弊社で洗浄したインジェクターをピックアップ!
【写真1】
スバル インプレッサWRX STI(GRB) EJ20
エンジンブローによりエンジンのオーバーホール中。原因調査の一環として洗浄をご利用いただきました。こちらは洗浄前からインジェクターに特に問題がなかったため、他に原因がある可能性が高いです。
トヨタ アルテッツア(SXE10) 3S-GE
20万キロを超えリフレッシュの一環として、エンジンのオーバーホール中。そのついでに洗浄をご利用いただきました。インジェクターは、洗浄前から特に問題なく、走行20万キロとは思えないほど良好な状態でした。
マツダ RX-7(FC3S)社外 13B
プライマリはSA22C用、セカンダリは社外の1000ccです。
長期放置車両のため、エンジンは始動するがアイドリングが不安定とのことでした。洗浄前、4本中1本に噴霧異常が見られましたが、洗浄後は回復しました。
【写真2】
BMW K75s オートバイ
エンジン不調の原因調査の一環として洗浄をご利用いただきました。こちらは洗浄前からインジェクターに特に問題がありませんでした。他に原因がある可能性が高いです。
ドゥカティ 1098R(ZDMH702B8B)
サーキット走行専用車。定期メンテナンスとしてご利用いただきました。車両不調がなかったとのことで、インジェクターは、洗浄前から比較的良好な状態でした。
ポルシェ911(930型) 水平対向エンジン
長期放置車両。エンジンをかける前にインジェクターを洗浄したいとのことでご利用いただきました。洗浄前、6本中3本に異常(内1本は無噴射)が見られましたが、洗浄後は良好に回復しました。
【写真3】
トヨタ グランビア(VCH16W) 5VZ-FE
加速時の噴け上りが悪く失速するため、原因調査の一環としてご利用いただきました。インジェクターは、洗浄前から比較的良好な状態で、特に異常は見られませんでした。
フォルクスワーゲン バナゴン(T3) MV
始動性不良でのご利用。洗浄前、4本ともに正常に噴射しない状態でしたが、洗浄後は回復しました。
フォルクスワーゲン バナゴン(T3) MV
車両不調無し。洗浄前、4本中2本に噴霧異常が見られましたが、洗浄後は回復しました。
トヨタ マーク2 1G-EU
過去に洗浄したインジェクター。燃料タンクに錆が見られたため、インジェクターを再洗浄したいとのこと。一度洗浄と性能測定をご利用いただいていることもあり、超音波洗浄のみを実施しました。
三菱 ランサーGSR(CD5A) 4G93
振動が大きく、第1気筒が失火している可能性あり。洗浄前、#1 のインジェクターが正常に噴射しない状態でしたが、洗浄後は良好に回復。失火の原因が#1のインジェクターの動作不良と考えれらます。
ここからは、すべてディーゼルインジェクターです。
【写真4】
トヨタ サクシード(NLP51) 1ND-TV
洗浄前から比較的良好な状態でした。
UDトラックス MD92Tci
三菱ふそう キャンター(4P10) 3セット
共にリビルトエンジンに使用します。
【写真5】
三菱ふそう スーパーグレート 6M70
洗浄後、6本ともに回復し、全数再使用可となりました。
ボルボ・ペンタ製 船舶用エンジン
ボルボ・ペンタは、ボルボグループの中で産業・船舶用エンジン等を製造しています。
こちらは、アイドリング時の振動が大きく、フル加速時の伸びが足りないとのことで洗浄をご利用いただきました。洗浄後、4本ともに回復したものの、2本は回復不十分のため再使用不可と判定しました。
毎度のことですが、不調が現れているエンジンでは、すでにインジェクターが機械的に故障している可能性があり、その場合洗浄しても回復しません。不調が現れる前に、予防として洗浄をご利用いただくことをお勧めします。
三菱ふそう スーパーグレート 6R10
リビルトエンジンに使用します。
以上です。
次回もお楽しみに!