【インジェクターの歴史】トヨタ プリウス
こんばんは。営業の野本です。
車種ごとにインジェクターの歴史を紹介する、IRSならではのこのコーナー。前回からだいぶ時間があいてしまいましたが、第8回です。
今回は、常に販売台数の上位にランキングされているプリウスです!走行中にエンジンの始動/停止を繰り返すハイブリッド車では、通常のガソリン車よりもインジェクタ―に汚れが堆積しやすい傾向があり、洗浄がお勧めです。
昨年末から現行モデルが販売されていますが、アフターマーケットで扱うことが多い3代目までを紹介したいと思います^^。
それでは、スタート!
『NHW10/11』
1997年に登場した初代プリウス。世界初の量産ハイブリッド車でした。エンジンはハイブリッド車向けの高効率エンジンである1NZ-FXE。販売終了してから、およそ13年。次モデルへの買い替え等で、街中で見ることはめっきり減ってきました。
初代では、マイナーチェンジのタイミングでインジェクターが切り替わっており、それまでの4噴孔タイプから12噴孔タイプになっています。
前期モデル
品番:23209-21010
形状:樹脂トップフィード、ホールノズル(4噴孔)
施工可能なオプション:燃料フィルター、Oリング等のラバー類。
後期モデル
品番:23209-21020
形状:樹脂トップフィード、ホールノズル(12噴孔)
施工可能なオプション:燃料フィルター、Oリング等のラバー類。
『NHW20』
エンジンは、先代モデルと同じく1NZ-FXE。このモデルから徐々に販売台数を伸ばしていきました。
インジェクタ―は、先代の後期から採用されている23209-21020です。なお、先代の前期に採用されていた23209-21010は、プリウスのみに搭載されていた品番ですが、23209-21020はヴィッツ・カローラ・シエンタなど様々な車種に搭載されています。
『ZVW30』
エンジンは2ZR-FXEとなり、排気量も1.5Lから1.8Lにアップしています。このモデルからは年間販売台数の1位を獲得するなど、ハイブリッド車が特別な存在から身近な存在へとなりました。
エンジンの変更に伴い、インジェクターも切り替わっており、噴射量が増加しています。ZVW30では、全期間に渡り同じ品番が使用されています。
品番:23209-39145(39146)
形状:樹脂トップフィード、ホールノズル(12噴孔)
施工可能なオプション:燃料フィルター、Oリング等のラバー類。
以上になります。
各モデルに使用されているインジェクターについては、画像をご覧ください。
今回紹介したインジェクターの噴射量、抵抗値等のデータは弊社に保存しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問合せください。
最後になりますが、次回の『第7回 Facebook レベリングインジェクター体感キャンペーン』では、プリウスを取り上げる予定です。
冒頭でも述べましたが、ハイブリッド車は、通常のガソリン車よりもインジェクタ―に汚れやすい傾向があり、インジェクター洗浄の効果を体感しやすい車種です。洗浄効果事例を添付しておりますので、走行距離が伸びてきたプリウスのオーナーの皆様、この機会にレベリングインジェクターを試してみてはいかがでしょうか?
近々キャンペーン開催となりますので、Facebookをチェックしていてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに!
出典:
https://commons.wikimedia.org/…/File:2009_Toyota_Prius_01.j…